
眠りの先には、いつも明日があります。
睡眠ブランド「NELL」を展開する株式会社Morghtは、眠る時間を「明日のための準備」と捉え、その時間を支えるものづくりを続けてきました。
けれど、マットレスの中身は外から見ることができません。目に見えないものを信じてもらうために、ブランドは何を大切にしてきたのか。
代表取締役の土井皓貴さんに、起業の原点から、オフィスの香りのことまで伺いました。
眠る人の時間に、寄り添うものづくり

【土井皓貴(どい・こうき)】株式会社Morght代表取締役。高校時代、スタンフォード大学への短期留学でシリコンバレーを訪れ、起業への思いを確かにする。人材系スタートアップで事業部の立ち上げや採用に携わったのち、2018年に株式会社Morghtを創業。2020年に睡眠ブランド「NELL」を立ち上げた。
佐藤:まずは、株式会社MorghtとNELLについて教えてください。
土井さん:株式会社Morghtは2018年に設立した会社で、睡眠ブランド「NELL」を展開しています。NELLは「睡眠からはじまる、素晴らしい明日を。」をコンセプトに、2020年に立ち上げました。
主力商品である「NELL マットレス」は、おかげさまで累計販売22万台を突破しています。そして私たちがブランドとして大切にしているのが、120日間のフリートライアルです。
寝具は、しばらく使ってみないと、本当にからだに合うかどうか分かりません。ご自宅でいつもどおり眠りながら、季節をまたいで確かめていただきたいんです。
旅行や出張先のように、家の外の慣れない場所でこそしっかり眠ってほしい。
そんな思いから、2022年からはホテルなど宿泊施設への導入も進めています。
仕事と生き方を、重ねるために

佐藤:そもそも、なぜ寝具のブランドをつくろうと思ったんですか?
土井さん:最初は寝具やマットレスにこだわっていたわけではありません。小学生の頃から、社長になりたかったんです。家系に経営に携わる人が多く、事業を作ることが身近な風景でした。
高校生になると、長期休みのたびに海外へ行っていました。最初は高1の夏のニューヨーク。タイムズスクエアを見てみたい、ただそれだけの理由でした(笑)。ただ、そこで世界中から来た友達ができて、帰国の飛行機では、帰りたくなくて泣いていましたね。その経験から、より海外を意識するようになりました。
高3で訪れたシリコンバレーでは、世界を変えるような会社が、10年、20年という短い時間で生まれていることに衝撃を受けました。
同時に、日本には生き方と仕事が一致している人が少ないとも感じていたんです。仕事を通して人生を謳歌できる人を増やしたい。そのためにも、まず自分が起業しようと決意しました。
佐藤:そこから、どのように睡眠にたどり着いたのでしょう。
土井さん:シリコンバレーを訪れたあとは、放課後、制服のまま人材系のスタートアップに出勤していました。卒業後は大学に進まず、そのまま入社。高校在学期間から合わせて3年ほど働き、20歳で独立しました。最初の2年はアプリを開発していましたが、まったく使ってもらえなくて。そこでピボットを決め、年末年始に30〜40の事業案を出しました。
その中で、一番意味と意義を感じたのが「睡眠」でした。日本人は睡眠に多くのお金をかけているのに、そこから得られるものが少ない。そこに、きちんと返ってくるものをつくりたいと思ったんです。まずは、毎晩からだを預ける「マットレス」から始めようと。
睡眠は、主役でないからこそ

佐藤:Morghtは「あなたがあなたらしく生きるための、最高の準備を届けつづける。」というミッションを掲げています。この言葉は、どこから生まれたのでしょう。
土井さん:睡眠って、誰の人生でも主役ではないと思うんです。主役は仕事だったり、家族だったり、趣味やスポーツだったり。睡眠は、そうした時間をより良く生きるための準備の時間です。
製品を通して、その準備が自然に整う状態をつくりたい。
限られた人生を、後悔なく歩むための背中を押す。それが私たちの存在意義だと考え、このミッションを掲げました。
佐藤:日々の仕事の中で、一番心が動くのはどんな瞬間ですか?
土井さん:私たちが「これがいい」と思ってつくったものと、お客様が「本当にいいね」と感じてくださるものが、ぴたりと重なった瞬間ですね。
私たちは、お客様の声だけでなく、行動も見るようにしています。マットレスは7年〜10年に一度しか買い替えないものなので、普段から考えている人はほとんどいないと思います。
言葉にして聞いても、核心を突く答えはなかなか返ってこない。
本人もまだ言葉にしていない、本能的に感じていることに、どれだけ寄り添えるか。そこがものづくりの要だと思っています。
どれだけ技術を詰め込んでも、それがお客様の幸せにつながっていなければ、意味がなくなってしまいます。私たちが良いと信じて込めたものが、本当に届いているかどうか。そこを、いつも確かめていたいんです。
広げながら、深めていく

佐藤:これから、NELLはどこへ向かうのでしょう。
土井さん:これまでは、よく眠るための環境をつくってきました。これからは、その先。目覚めたあとの一日まで、整えにいきたいんです。
その一つとして、製品の幅も広げています。眠るときにも、家でくつろぐ時間にも着られるリカバリーウェア「SOON」を発売しました。会社としては、休息ブランド「YURUMARU」も立ち上げ、クッションソファをお届けしています。
もちろん、これまでお届けしてきた製品も磨き続けます。マットレスから始まり、枕やシーツ、かけ布団と、眠りのまわりの製品を一つずつ増やしてきました。次は、その一つひとつを深める番です。レビューや返品の理由など、お客様一人ひとりの声に耳を傾けて、その声にお応えできる製品をお届けし続けたいと思っています。
説明しきれないものを、伝えるために

佐藤:オフィスの入口に、Leiのディフューザーを置いていただいています。お客様に製品の良さを伝えるうえで、大切にしていることはありますか?
土井さん:オフィスには、主にホテルや宿泊施設の方が、導入の前に寝心地を確かめにいらっしゃいます。ただ、製品の良さを1から10まで説明して、1から10まで理解していただくことは、まずできません。だからこそ、寝心地をからだで確かめていただくのが一番です。そのうえで、細かいところで「この会社がつくるものは、きっと良いものなんだろう」と信じていただくことが大切なんです。
いらしたホテルの方から、「香りにもこだわっているんですね」と言っていただくことがあります。目に見えないところにまで気を配るブランドだと、受け取っていただけているのだと思います。
佐藤:香りを置いてから、社内で変化はありましたか。
土井さん:入口は、執務エリアとお手洗いのあいだにあるので、社員は一日に何度か必ずそこを通るんです。通るたびに、みんな香りに気づいて、「いい匂い」と声が上がることもあって。置く前と後では、社内の空気が変わりました。香りが変わっただけでなく、雰囲気も少しやわらいだように感じています。
結局、マットレスって、中身が見えないじゃないですか。外側は生地に覆われていて、中のポケットコイルは一つも見えない。見えない部分を信じていただくうえで、香りのような細部が、思っている以上に大きな役割を果たしてくれているのではと思っています。
導入イメージ
◼️このサービスが向いている空間
・5〜30名規模のオフィス
・来客対応のある空間
・会話が多い空間
・集中とコミュニケーションを行き来する職場
■導入の流れ
①空間ヒアリング(オンライン可)
②香りの提案
③機器設置(工事不要)
④メンテナンス(補充のみ)
■よくある導入理由
・来客時の第一印象を整えたい
・スタッフの気分の切り替えを作りたい
・空間の雰囲気を統一したい
・ブランドの世界観を言語以外で伝えたい
■サブスクについて
ヒアリング後、空間の規模に応じて最適なプランをご提案します。
Fragrance Information – For Professional Spaces
Lei nebulizing diffuser(業務用モデル)導入について
Leiでは、ブランドやジム、ホテル、オフィスなどを対象に、香りの空間づくりも行っています。
今回、株式会社Morght様には 「Lei nebulizing diffuser」を1台導入いただきました。 本モデルは、一般販売を行っていない プロフェッショナル用ディフューザー です。 空間の規模やブランドの世界観に合わせ、最適な香りの広がりを設計できる特別仕様となっています。
また、フレグランスは
「Citrus Wood」 をセレクト。
オフィス空間に求められる、集中とリラックスを行き来できる、落ち着いた香りです。


会社情報

会社名:株式会社Morght
所在地:〒107-0062 東京都港区南青山3丁目1-34 3rd MINAMI AOYAMA 6F
運営ブランド:NELL 公式Web
NELL Instagram
運営メディア:WENELL 公式Web
