人生は思ったより短い。だから動いた|旅行系YouTuber・動画クリエイター 「ZEO家の冒険」ZEOさん

Lei Journal
語られない背景。
明るさの裏側にあるもの。

静かな重心を持つ人や空間に目を向けることで、はじめて見えてくる価値があります。

Lei Journalでは「陰翳礼讃」という考え方を手がかりに、人、空間、仕事の在り方を記録していきます。

Youtubeチャンネル「ZEO家の冒険」ZEOさん インタビュー

ZEOさんとSUMMYさんのツーショット

世界の絶景を巡り、その風景を映像として届ける。ZEOさんの活動だけを見ると、軽やかで、迷いなく進んできた人のようにも見えます。

けれど実際に話を聞いていると、その出発点にあったのは、人生は思っているより短い、という実感でした。

景色を撮ること、旅を形にすること、美しい空間に惹かれること。
それらは別々の話ではなく、同じ感覚の延長にあるのかもしれません。

人生は、思っていたより短かった

カッパドキアの夕景のなか、クラシックカーのそばに立つZEOさんとSUMMYさん。空には複数の気球が浮かんでいる。

【ZEO(ぜお)】※写真右は奥様のSUMMYさん
夫婦で世界を旅しながら、「一生に一度は行ってみたい絶景をすべて回る」をテーマに映像を発信する旅行系YouTubeチャンネル「ZEO家の冒険」を運営する動画クリエイター。旅先の景色や空間の魅力を独自の視点で切り取り、YouTubeやSNSを通じて届けている。

佐藤:まず、今の活動について伺わせてください。

ZEOさん:今は、夫婦で世界を旅しながら、「一生に一度は行ってみたい絶景をすべて回る」というコンセプトで「ZEO家の冒険」というYouTubeチャンネルを運営しています。

世界の絶景を見て、それを映像で発信するのがメインです。去年の12月に子どもも生まれたので、これからは夫婦ふたりではなく、三人での旅にもなっていくと思っています。

佐藤:この活動を始めようと思ったきっかけは何だったのでしょう。

ZEOさん:10年間、同じ会社で会社員をしていて、お金をもらう以上は、必ずしも好きではないことをするのが普通だと思って生きていました。そんなある時、病気で母を亡くしてしまったんです。当時は31歳だったのですが、そこで「人生って思っていたよりずっと短いんだ」と気づかされたんです。

そのあとも会社員は続けていましたが、36歳になった時にふと、残りの人生について考えたんです。結婚もして子供も欲しかったので、子どもが生まれる前に、自分のやりたいことにチャレンジしたくなったんです。

撮ることが、旅の見方を変えていった

海と島々を望む高台に立ち、両腕を広げるSUMMYさんの後ろ姿

佐藤:もともと、旅行やカメラが強く好きだったんですか。

ZEOさん:今ほど旅行好きというほどではなかったですね。年に一、二回行くくらいでした。カメラのきっかけはハネムーンで行ったモルディブです。

前撮りの費用が思った以上に高くて、それなら自分でカメラを買った方がいいなと思って、最初の一台を買いました。今振り返ると、それが熱中するきっかけになったのだと思います。そこからGoProやドローンも少しずつ揃えていき、映像を撮ることにハマっていきましたね。

佐藤:最初から仕事にしようと思っていたわけではなかった。

ZEOさん:全然なかったです。趣味ですね。でも、撮るようになってから旅の見方が変わりました。ここは光がきれいだなとか、ここは上から見た方が面白いなとか、ただ行くというより、どう見えるかを考えるようになっていって。景色を見るというより、景色の見え方を見るようになった感じかもしれないです。

大きな挑戦の前に、小さな成功体験を重ねる

海上に浮かぶ近未来的なヴィラのプールサイドで、両手を広げるSUMMYさん

佐藤:そこからYouTubeで発信するまでに、心理的なハードルはありませんでしたか?

ZEOさん:めちゃくちゃありました。会社員のままYouTubeをやるのが、とにかく恥ずかしくて(笑)。何度もやろうとしたけど踏み切れなくて、最後は「これ、会社をやめないとできないな」と思うところまでいきました。

佐藤:どのように始めていったんですか?

ZEOさん:周りに少しずつ話したり、副業として試したりしながら、じわじわ外に出ていきました。映像制作の仕事をやったり、SNSコンサルもやったりしながら、少しずつ手応えが出てきました。少しずつ手応えが出てきて、会社員のうちに、映像を撮ることも編集することも、ある程度は積み上がっていたんです。
ただ最後に必要だったのは、技術というより勢いと気持ちでした。

佐藤:その積み上げが、今のお仕事にもつながっているんですね。

ZEOさん:そうですね。今は旅の発信がメインですが、映像制作の仕事として、UVERworldの撮影やコンテンツ制作にも関わっています。特別な転機が急にあったというより、続けてきたことが少しずつつながっていった感覚に近いです。

佐藤:華やかに見える仕事も、地続きなんですね。

ZEOさん:そう思います。人に説明できる根拠はなかったのですが、なんとなく行ける気がして。やったことがないことでも、とりあえずやってみようと思って行動に移せる。その感覚は昔からあるかもしれません。

絶景を追ううちに、空間に惹かれるように

赤い大地と岩山が広がる風景のなか、並んで座り空を見上げるZEOさんとSUMMYさん

佐藤:今後していきたい活動などはありますか?

ZEOさん:インテリアの紹介や、空間に寄った発信などにチャレンジしたいですね。旅をしながらたくさんのホテルに泊まってきた中で、空間や演出の仕方で体験が変わることに驚かされました。地域によって使える素材も違うし、気候によって建物の作りも変わる。そういう背景も含めて、造形としてすごく惹かれていたんです。

佐藤:旅とインテリアがつながるのは、少し意外でした。

ZEOさん:美しい映像を見たときに心が動く感覚と、美しい空間に入ったときの感覚って、結構近いと思うんです。「うわ、いいな」って思うあの感じ。

旅も空間にあるインテリアも、人の感覚を動かすものなのではないかと思っています。だからこれからは、ルームツアーや空間に寄った動画も、もう少し増やしていきたいですね。

空間を変えてしまう香り

リビングのテーブルに置かれたLei card diffuser。white teaの香りを楽しみながら、ZEOさんがくつろいでいる様子

佐藤:最後に、使っていただいているLei card diffuserについても伺えたらと思います。

ZEOさん:リビングのテーブルに置いています。上品でシンプルだから、空間の邪魔をしないんですよね。でも、置いてあるとちゃんと雰囲気が変わる。主張しすぎないのに、あると違うっていう感じが好きです。

佐藤:どんなときに、それを感じますか。

ZEOさん:映像編集って、長時間座っているので結構疲れるんです。
少し休もうと思ってリビングに戻った時に、テーブルのあたりでwhite teaの香りがふわっと香ると「あ、いいな」ってなる。自分たちの中では“チルでいること”がかなり大事なのですが、その感じに馴染むんですよね。

佐藤:瀬尾さんにとって「香り」とは、どのような存在ですか。

ZEOさん:空間を一気に変えるものだと思います。例えば壁紙を変えたら、部屋の印象がかなり変わる。香りって、それに近いくらい力があると思っていて。
目には見えないのに、空間全体の感じを変えてしまうほど強力。だから気にするし、好きなんだと思います。

編集部ノート

ZEOさんの話を聞いていると、美しさは遠くの絶景だけにあるわけではないのだと思わされます。ふと足を止める部屋の空気や、テーブルの上に置かれたものひとつで、気分や感じ方は静かに変わっていく。

リビングのテーブルに置かれたLei card diffuserも、そんな存在として日々に馴染んでいました。

目立たなくても、ふとした瞬間に寄り添う。
そのくらいの変化が、暮らしにはちょうどいいのかもしれません。

ZEOさんの空間に馴染むcard diffuser

ZEOさんInstagram:https://www.instagram.com/zeo_graphy/?hl=ja
「ZEO家の冒険」Youtubeチャンネル:https://www.youtube.com/@zeo_graphy
「ZEO家の冒険」書籍:https://www.amazon.co.jp/dp/4046078936?ref=ppx_yo2ov_dt_b_fed_asin_title

この記事を書いた人

Nobuaki Sato

Brand Manager of Lei
He was born in Kanagawa, Japan.
A polyglot fluent in Japanese, English, Italian, Spanish, French, and Portuguese. Lived in Italy and Spain to play Football. Joined Lei in 2022 after being inspired by Lei00

・Hobbies: Football, Padel, Movies, Reading, Anime, Running
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